CINEMA CAF-CONS#97
『ラ・マシン ライヴ・イン・ヨコハマ』DVD発売記念上映イベント
今回のシネマカフコンスは、DVD『ラ・マシン ライブ・イン・ヨコハマ』の発売を記念した上映
イベントを開催!
フランスのアートパフォーマンス集団「ラ・マシン」と
「ロワイヤルドリュクス」の『スルタンの象と少女』での驚きと感動冷めやらぬ中、
09年ヨコハマに出現した「ラ・マシン」の巨大クモ、その全貌が明らかになります!
今回はDVD発売記念として、DVD収録作品の中から、『ライヴ・イン・ヨコハマ』 と『博識な機械』クリップ集をご覧いただけます!
<上映予定会場>詳細決定次第順次更新していきます。
●福岡:CAFE SONES
2/16(火)19:30open 20:00start
料金:¥1,000 (要1ドリンクオーダー)
□カフェソネス:092.741.8287 福岡市中央区薬院1-16-18江島ビル101
http://www.sones.cc/
●北九州:gallery SOAP
2/17(水)19:30open 20:00start
料金¥1.500(1ドリンク付き)
□ソープ:093.551.5522 北九州市小倉北区鍛冶町1-8-23
http://g-soap.jp/
●佐賀:シアターシエマ
2/19(金)19:00~
シエマラウンジスペースにて
料金:¥1500(1ドリンク付き)
□シアタ−・シエマ:0952.27.5116 佐賀市松原2-14-16セントラルプラザ3F
http://ciema.info/
●箱崎:ギャラリー&カフェ キューブリック(ブックス・キューブリック箱崎店2F)
3/27(土)20:00スタート
料金¥1500(1ドリンク付き)<要予約>
※プラス¥500で特製カレー付き
□ギャラリー&カフェ キューブリック tel.092.645.0630
福岡市東区箱崎1丁目5-14ベルニード箱崎2F
http://www.bookskubrick.jp/
●albus|アルバス写真ラボ
3/28(日)20:00open20:30start
料金1300(35ミリフィルム付き)<要予約>
□albus|アルバス写真ラボ tel. 092-791-9335
福岡県福岡市中央区警固2丁目9-14
www.albus.in
【収録内容】
●『ライヴ・イン・ヨコハマ』 (48分)
2009年4月、横浜開港150周年記念テーマイベント「開国博Y150」開幕を前にした横浜に、巨大なクモが現れた。製作者フランソワ・ドゥラロジエールが日本での公演を振り返り、どのようにこのショーを考案し、演出したかを語る。
●『博識な機械』 (50分)
※「ラ・マシン」代表、フランソワ・ドゥラロジエールのコメンタリー音声収録。
重さ約35トン、高さ約12メートル、78本の油圧シリンダーの電子メカの怪物、巨大クモは、荒廃した工業用地に立つ倉庫で、リバプールの街中に出る準備を整えた。2008年9月のリバプール公演に向けての制作風景やリハーサルの様子を収録。
●『博識な機械』クリップ (10分)
リバプールと横浜でのショーを収録したビデオクリップ。
監督:ドミニク・ドリューズ
出演:フランソワ・ドゥラロジエール(「ラ・マシン」代表)
■『博識な機械』公演日程
2008年9月5日〜7日 イギリス・リバプール 1匹のクモが出現。
2009年4月16日〜19日 日本・横浜 2匹のクモが出現。うち1匹は、2009年9月まで横浜に滞在する。
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2009年フランス作品 108分収録
片面2層,チャプター有,メニュー画面 日本語字幕
カラー/16:9
音声 ステレオ/ドルビーデジタル
Live in Yokohama:(c)2009 Xbo films / La Machine
Les Mecaniques Savantes:(c)2009 France 3 Sud/Xbo films/La Machine
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★「ラ・マシン ライヴ・イン・ヨコハマ」特設サイトはこちら
http://columbia.jp/lamachine/
★「ロワイヤル・ド・リュクス」特設サイトはこちら
http://columbia.jp/royaldeluxe/
【監督 ドミニク・ドリューズ コメント】
このドキュメンタリーは、言うなれば“工場で撮影された動物映画”だ。前世紀には船を造っていたリバプールの倉庫で撮影されている。
カメラは、組み立てられ組織された動かない物体がいかにして命を持つようになるのかということを、急かしたり邪魔したりすることなく捉えていく。非公開という点を生かした控えめで穏やかな方法で、“博識な機械”の立案者フランソワ・ドゥラロジエールの世界に入り込むのだ。“博識な機械”は、ここでは13メートル近くある巨大なクモだ。
枠や素材はどのようにして組み合わされ“動物”として動くようになるのか。この映画はそれを少しずつ語っていき、最後の、欧州文化首都リバプールの公道でのスペクタクルへとたどりつく。さらに横浜では、同じ大きさの2匹めのクモが、町が“プリンセス”と名付けたクモに会いにやってくる。
機械(マシン)というものは、社会にとっては進歩、個人にとっては自己喪失と同義とみなされることが非常に多い。だが、この作品(映画)の中で我々の関心を引く機械(=クモ)たちは、別の性質を持っている。彼ら(マシン=機械=クモたち)は機械としての単純な機能を、別の感覚を抱かせることによって超越しているようだ。それは歴史の歯車の中に組み込まれた、人間にとって不可欠な“無駄”だ。
ー監督 ドミニク・ドリューズ
★ラ・マシンとは
フランス・ナント市に拠点をおく、舞台装置や機械を発明し、建造するカンパニー。代表のフランソワ・ドゥラロジエールは、ラ・マシン設立前の過去20年間以上、ストリート・パフォーマンス集団や劇団のために、巨大なスペクタクル機械(マシン)をデザイン・製作指揮し、特に劇団ロワイヤル・ド・リュクスとコラボレーションでは、巨人の男、サイ、巨人の少年、キリン、巨人の少女、巨大な象などを生み出してきた。 1998年「ラ・マシン」を設立し、数々の機械やオブジェを発表。機械製作の枠を超え、ストーリーを考案し街で巨大機械を動かし演出する自前のショーに初めて挑んだ傑作、巨大クモのパフォーマンス「博識な機械」を2008年イギリス・リバプール、 2009年横浜にて発表し、多くの観客を魅了した。
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