☆今年秋にロンドンで開催されたレインダンス映画祭で見事ベスト・ドキュメンタリー賞を受賞した土屋トカチ監督の映画『フツーの仕事がしたい』を受賞記念にてアンコール上映します!
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年末、不況をぶっ飛ばせ!! アンコール上映
『フツーの仕事がしたい』〜21世紀に甦る、リアル「蟹工船」。〜
労働時間が月に500時間を超えるという、明らかにフツーではない労働環境に身をおく主人公が労働組合の力を借りてフツーの仕事を勝ち取る過程を描くドキュメンタリー「フツーの仕事がしたい」を上映!「フツーの仕事」って何だろう?私たちが明日をより良く働き生きるためのヒントになること間違いなしです。
★★★レインダンス映画祭2009(ロンドン) ベスト・ドキュメンタリー賞受賞
<上映会場>
12月26日(土)19:00〜
シエマラウンジスペースにて
¥1500(1ドリンク付き)
□シアター・シエマ tel.0952-27-5116 佐賀市松原2-14-16セントラルプラザ3F
【あらすじ】
皆倉信和さん(36歳)は、根っからの車好き。高校卒業後、運送関連の仕事を転々とし、現在はセメント輸送運転手として働いている。しかし月552時間にも及ぶ労働時間ゆえ、家に帰れない日々が続き、心身ともにボロボロな状態。「会社が赤字だから」と賃金も一方的に下がった。生活に限界を感じた皆倉さんは、”誰でも一人でもどんな職業でも加入できる”という文句を頼りにユニオン(労働組合)の扉を叩く。しかし、彼を待っていたのは、会社ぐるみのユニオン脱退工作だった。生き残るための闘いが、否が応でも始まった。
『フツーの仕事がしたい』 (2008年/日本/DV/70分/カラー)
監督・撮影・編集・ナレーション:土屋トカチ
出演:皆倉信和
取材協力:全日本建設運輸連帯労働組合 皆倉タエ 皆倉光弘
音楽:マーガレットズロース「ここでうたえ」(オッフォンレコード)
制作:白浜台映像事務所/映像グループ ローポジション
配給・宣伝:フツーの仕事がしたいの普及がしたい会
【推薦コメント】
■雨宮処凛(作家)
震えるほどの怒りと、それ以上の感動をもらった。
映画の中、何度も一緒に怒り、泣き、笑った。
フツーに働き、フツーに生きることが困難となってしまった21世紀。それを取り戻すための尊厳をかけた闘いの記録に、ものすごく大きな勇気をもらった。
■堀田泰寛(撮影監督)
こんなドキュメンタリーは見た事がない。
これは、ドキュメンタリーが持つ表現力を確実に示した映画だ。
“キャメラは武器である”という事を想った。
そして、何故か親鸞の歎異抄を伝承した唯円の心を想った。
■中川敬(ミュージシャン/ソウル・フラワー・ユニオン/モノノケ・サミット)
ケン・ローチやマイケル・ムーアの諸作同様、これぞ記録映画の迫真ではないか!土屋トカチは、底辺から立ち上る憤怒の声と響き合いながら、当節あるべき「表現」の源流へと向かい、まさしく「映画」を実現させたのだ!
■本田孝義(映画監督)
この映画は、人を虫けらのように扱う現代ニッポンを生き抜くための「ケンカの作法」を教えてくれる。
■迫川尚子(写真家/ベルク副店長)
ドキュメンタリーなのでこういう言い方は不謹慎かも知れないが、役者もそろっている。まず何より映画として面白かった。
■土屋豊(映画監督)
被写体への共感から被写体との共闘へと発展したこの映画が、観客と何を共にできるか?この映画の醍醐味は、まさにそこにある。「フツーの仕事がしたい」と思っている
世のほとんどの皆さん、是非、劇場へ!
■木下武男(昭和女子大学教授)
今の時代、「フツーの仕事がしたい」と誰もが思っているだろう。
しかし、どう正せばよいのかわからない。
その道筋を、この映画は感動的に、しかも理論的に示している。
働く者たちが、過酷な時代を突破するために必見の映画である。
◎公式ブログ
http://nomalabor.exblog.jp/
◎予告編
http://www.youtube.com/watch?v=7ZzJi2ZencY
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