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Cinema Caf-Cons#86『おいしいコーヒーの真実』〜毎日の1杯から知る、地球の裏側。〜<1月上映>

Cinema Caf-Cons#86『おいしいコーヒーの真実』〜毎日の1杯から知る、地球の裏側。〜<1月上映>

Cinema Caf-Cons#86
『おいしいコーヒーの真実』〜毎日の1杯から知る、地球の裏側。〜

今回のシネマカフコンステーマは「コーヒー」。
トールサイズのコーヒー1杯330円。コーヒー農家が手にする金額3円。
コーヒー豆は世界市場において石油に次ぐ巨大な国際的貿易商品でありながら、
生産者は困窮している現実。一体なぜ?
コーヒー産業の実態を暴きながら、貧困に苦しむコーヒー農家の人々を救おうと
一人の男の戦いを追ったドキュメンタリー「おいしいコーヒーの真実」を上映。
コーヒー1杯から見える、地球の裏側の人々の生活と現実。
あなたの知らない世界がそこにはあります。

<上映予定会場>詳細決定次第順次更新していきます。

●北九州:cream
1/18(日)19:00/21:30(2回上映)
 料金¥1.500(1ドリンク付き)
 料金¥1.800(デザートセット付き)
 料金¥2.000(ディナーセット付き)
 □クリーム:093.533.3311 北九州市小倉北区馬借1-15-8

●北九州:gallery SOAP
1/21(水)19:30 open 20:00 start 
 料金¥1.500(1ドリンク付き)
 □ソープ 093.551.5522 北九州市小倉北区鍛冶町1-8-23

●福岡:CAFE SONES
1/27(火)19:30open 20:00start(1回上映)
 料金¥1.000(要1ドリンク)
 □カフェソネス:092.741.8287 福岡市中央区薬院1-16-18江島ビル101
※当日、コーヒー豆の写真パネル展示やマンリーコーヒーさんのご提供による、
エチオピアのコーヒーの試飲もあります!

●福岡:サデポン
1/25(日)&2/1(日)16:00open 17:00start
 料金¥1,500(1ドリンク+お菓子付き)
 □サデポンtel.092.713.5210福岡市中央区大名1-10-7 タチバナビル2F(奥)
 http://sleepers.co.jp/

●福岡:焙煎屋
2/28(土)12:00開場
1部 13:00〜/2部 16:30〜【講演+上映】
料金:2500円(1ドリンク付)
会場:紺屋2023 2Fギャラリースペース(中央区大名1-14-28第一松村ビル)
※定員40名程度×2回上映 <事前申し込み制>
問い合わせ+予約
□焙煎屋平尾店 tel.092-534-1061 福岡市中央区平尾3−1−6
e-mail baisenya_crop@yahoo.co.jp

*フェアトレードに関する講演
カップ・オブ・エクセレンスの国際審査員を務める井上英次氏と
フェアトレード・プロモーターズを務める酒井泰広氏のお二人を
WATARU(株)よりお迎えして講演を行っていただきます。
*出店:CAFE OTTO/らんらん出店


●鹿児島:アルモニ
2月下旬上映予定



【監督からのメッセージ】
コーヒーは何十億という世界の人々に日常的に親しまれ、年間800億ドル以上をはじき出す
業界の代物だ。しかしその陰で、何百万という生産農家が破産の危機に瀕している。
このパラドックスの顕著な例が、コーヒー原産国のエチオピアだ。
私たちは、この映画が西洋の消費者に、消費者としてあたりまえに受け止めているライフスタイルを
見直し、ほかの世界とのつながりを考え直させることができることを期待している。


作品情報
「おいしいコーヒーの真実」
監督 マーク・フランシス&ニック・フランシス
2006年/イギリス=アメリカ/DV/78分/アップリンク



DVD発売情報「おいしいコーヒーの真実」
品番:ULD-421/本編78分+特典
定価:¥3,990(税抜本体価格¥3,800)
発売・販売:アップリンク



公式サイト 
http://www.uplink.co.jp/oishiicoffee/



=コメント=

もし、あなたが、今この瞬間もお腹を空かせて泣いている子供達のため、
何かをしたいと思うなら、まずこの映画を観るという選択肢がある。
あなたの優しさのカケラが世界を救う…One Love!!
- Ailie(シンガー)


"いつもそうだ。俺達には何の見返りもない。"
農民が言う。
私はコーヒーが飲めない。
だから関係のない映画か?そうでもない。
裸足で働く農民を踏みつけて、私達は優雅にティータイムを過ごし甘美な溜め息をつく。

その事だけは確かだ。
私達の芸術的文化営みはどこまで行ったって
同じ様に誰かを踏みつけて成り立っているのだから。
さあ。どうしようか?
- 安藤裕子(シンガーソングライター)


カップ一杯の愉楽の中に、世界経済の不合理が混入している。
コーヒーを育てる農民たちがなぜ普通に暮らせないのか?
そう問いながら、それにしてもエチオピアの風景はあまりに美しいと思う。
- 池澤夏樹(作家)

コーヒーの真実は世界の現実でもある。
先日、エチオピアでタデッセと会う機会があったのだが、
その前にこの映画を観ておけばよかったと痛感している。
- 石川直樹(写真家)

なにより衝撃的なのは、生産するシーンと消費するシーンの徹底的な断絶。
私たちがコーヒーを飲むとき、それを作った農民の姿は消し去られています。
まるで焙煎時に、不純物として除去されてしまったかのように。
- 川口葉子 (「東京カフェマニア」主宰)

あなたの脳は金持ちか?
この映画を見れば分かります。
難しい=低額所得者 興奮した=大金持ち
賢い消費者は心もリッチ。
- 桑原茂一(脳価格者)

私たちはあまりにも多くのものを、どこで誰がどのようにつくったかを知らずに消費しています。
知らないことで、どこかの国で人権を踏みにじっているかもしれません。
まず「知ること」をこの映画から始めてください
- サフィア・ミニー(ピープル・ツリー/グローバル・ヴィレッジ代表)

喫茶店のおやじさんも、これからカフェをやる若者も、
毎日、コーヒーを飲む人も、みんな見て欲しい。
そして、自分の暮らしに、時々でもいいから、
遠くの生産者も幸せになるコーヒーを置いてほしい。
- 島村菜津(『バール・コーヒー・イタリア人』(光文社)著者)


コーヒーから世界が見える――つながるほどに引き裂かれる南と北。
コーヒーで世界が変わる――絶望のすぐ横に、でも希望はある。
- 辻信一(ナマケモノ倶楽部世話人/明治学院大学教授)

「フェアトレード」のすべてがここに。
- マエキタミヤコ(広告メディアクリエイター)

貧困にあえぐ発展途上国を救うには、
お金や食糧を援助するしかないと思いこんでいる人にこそ、ぜひみてほしい。
彼らが本当に望んでいて、それなのに先進国政府が拒否しているのは、
公平な競争の下での貿易なのだ。
- 吉本佳生(『スタバではグランデを買え! 』著者)
                                              (50音順、敬称略)



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