『ズデネック・ミレル監督の温もりあふれる世界!!コドモ編+オトナ編〜』
『クルテク』でおなじみミレル監督のやさしくて、あたたかい作品たちをコドモ編とオトナ編に
分けて上映を行います。数多くのアニメーションを送り出しているズデネック・ミレル監督。
チェコで愛され続ける名作『コオロギくん』シリーズや、好奇心旺盛な子犬を主人公にした
『知りたがりワンちゃん』などなど。そのどれもがやさしく、あたたかい作品ばかりです。
そんなミレル監督作品をコドモ編とオトナ編に分けて厳選上映!!
チェコアニメに関連した絵本やグッズの展示販売も行います!!
※コドモ編は字幕が少なく、分かりやすいお話をセレクトしております。コドモ編ですがオトナが
みても楽しめますのでぜひぜひご覧下さい!!『コネコのいたずら』のみ両方のラインナップでご
覧頂けます。
<上映会場>
2008.7.5 (土)&12 (土) @絵ほん・cafe 小さな絵本美術館 アルモニ
1st 13:00 start 「コドモ編」上映
2nd 16:00 start 「オトナ編」上映
料金
<大人> 前売¥1,500 (お菓子と飲み物付)
<子供> 前売¥600 (飲み物付き)
□アルモニ 099.260.1088 鹿児島市卸本町5-32 mail:office@granpais.co.jp
※開場は上映の1時間前となっております。
※当日券はプラス300円となっております。
絵ほん・cafe 小さな絵本美術館 アルモニ HP
http://www.granpais.co.jp/harmonie/index.html
<上映作品>
【オトナ編〜7作品上映〜】
・『「クルテク」もぐらくんとつばめ』(2000年/5分)
空から落ちてきたつばめを看病するもぐらくん。ふくろうさんからもらった薬で治ったけれ
ど、季節はもう冬に...。
・『あかずきん』(1948年/7分)
軽快なジャズにのせて語られる、あかずきんのお話。人形を使った3D作品。
・『コオロギくんとチューバ』(1979年/ 5分)
ひどい音を鳴らすチューバだが、コオロギくんのおかげできれいな音を奏でるようになる。
・『イモムシくんは大スター』(1967年/ 17分)
男の子のハーモニカにあわせてダンスするイモムシくん。一躍注目を浴びて、トップスターに
なってしまうが...。
・『ゆれる木馬『』(1954年/6分)
エマーネクは小さな男の子。木馬が欲しくてたまらなかった。自分で貯金したお金では足り
ず、パパに買う約束をとりつけたが...。
・『お父さんは12人』(1959年/13分)
女の子の髪はいつもボサボサ。髪をとかしてもらいたいんだけど、お母さんはとっても忙し
い、というのもお母さんは...。お話もシュールだけど、グラフィカルな絵がとてもステキな作
品。ポストカードが欲しくなります。
・『コネコのいたずら』(1959年/11分)
置いてきぼりのコネコに、ピンク色の毛糸のお友達ができた。実写のコネコと毛糸の人形を
使った作品。実写のネコもかわいいのですが、毛糸のクマ?もキュートです。 結局いたづ
らっ子は!?
【コドモ編〜7作品上映〜】
・『知りたがりワンちゃんと水』(1960年/ 10分)
ワンちゃんのボウルから水がなくなっていた。そこで子牛、お花、いろんな所で聞いてみるけ
れどお水が見つからない。
・『コオロギくんとバイオリン』(1978年/ 5分)
コオロギくんシリーズ第一話。ボールで遊んでいたコオロギくんは、大切なバイオリンを
壊してしまい、新しいバイオリンをつくってもらう。
・『「クルテク」もぐらくんとまほうのえ』(1999年/5分)
キャンバスに向かう画家きどりのもぐらくん。もぐらくんの描いた絵が次々と現実のものに
なって...。
・『「クルテク」もぐらくんとつばめ』(2000年/5分)
空から落ちてきたつばめを看病するもぐらくん。ふくろうさんからもらった薬で治ったけれ
ど、季節はもう冬に...。
・『知りたがりワンちゃんとハチミツ』(1960年/ 10分)
甘いもの大好きなワンちゃんは、はちみつを食べてしまい、ハチたちに追いかけられてしま
う。その夜、夢の中に一匹のハチが出てきて...。
・『コオロギくんとめんどり』(1979年/ 5分)
コオロギくんがバイオリン弾いていたら、めんどりが近寄ってきてコオロギくんを呑み込んで
しまう。
・『コネコのいたずら』(1959年/11分)
置いてきぼりのコネコに、ピンク色の毛糸のお友達ができた。実写のコネコと毛糸の人形を
使った作品。
ズデネック・ミレル (ZDENEK MILER )
■1921年、旧チェコスロバキア社会主義共和国(現チェコ共和国)の首都プラハ近郊に生まれた
ミレル監督は、国立絵画写真学校やプラハ工芸美術大学で絵画などを学んだのち、1941年から
ズリーンにあるチェコ初のアニメーション・スタジオにアニメーターとして働き始めました。
■第二時大戦後、イジー・トルンカを所長に迎え新たに設立されたばかりのアニメーション・スタ
ジオ、トリック・ブラザースに就職。1948年、「太陽を盗んだ億万長者」を初監督し、ヴェネチ
ア国際映画祭で特別賞を受賞しました。そして、1957年には「クルテク」シリーズの第1作目と
なる『もぐらくんとズボン』を発表、ヴェネチア国際映画祭などで賞に輝き高い評価を得ています。
そしてご存知のよう
に「クルテク」シリーズは世界中で愛されつづける作品とまりました。
■さらにミレル監督は、クルテク以外にもこおろぎの冒険を描いた「こおろぎくん」シリーズや
「知りたがりワンちゃん」など、優しさにあふれた魅力的なアニメーションを数々生み出し、また、
アニメーションばかりでなく、絵本・児童書の分野においても活躍。チェコで最も愛され尊敬されて
いる国際的な作家です。
ぜひぜひ遊びに来てください。
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