69ners FILM website

『CINEMA CAF-CONS !!#61〜ピノッキオの冒険(実写版)イタリア1974年版〜』7月上映

『CINEMA CAF-CONS !!#61〜ピノッキオの冒険(実写版)イタリア1974年版〜』7月上映

『CINEMA CAF-CONS !!#61〜ピノッキオの冒険(実写版)イタリア1974年版〜』

今回のシネマカフコンステーマは「movie director」。数多く子供を主題にした映像を作り出し定評があるルイジ・コメンチーニ監督。代表作は『ブーベの恋人』(1963)『天使の詩』(1965)『パンと恋と夢』(1953)『バンボーレ!』(1965)。世界中で愛され、そして日本でも数多くのファンを持つ、これが元祖"ピノッキオ"「movie director」に関連した映画書籍の展示販売も行います!!

<上映会場>

7/23(日)
会場|プルミエカフェ(福岡・二日市)
   筑紫野市二日市北1-2-3黒崎第一ビル1F TEL 092.928.3777
上映|1st 16:30スタート 2nd 19:30スタート
料金|1st:1,600円 (ケーキセット付)  2nd:1,800円(夜ごはん付)

7/28(金)
会場|和茶日(福岡)
   福岡市中央区清川2-1-21 Lassic 1-D  TEL 092.531.7131 http://www.wasabiyori.net/
上映|1st 19:00 open 19:30start (第2話「もの言うコオロギと人形劇団」上映)
2nd 20:30open 21:00start (第3話「金貨とキツネとネコ」上映)
料金|第2話・第3話通しで 大人1500円/小学生以下800円(ともにお菓子付)
    *どちらか片方だけのご鑑賞でも可


□ダーラへストカフェ|8/14(月)時間・料金詳細は近日中UP

   

『ピノッキオの冒険〜イタリア1974年版〜』
1974年/イタリア/カラー/55分×6話
原作:カルロ・コルローディ 
監督:ルイジ・コメンチーニ(「マリセリーノ・パーネヴィーノ」「パンと恋と夢」「ブーベの恋
人」)
音楽:フィオレンツォ・カルピ(「マリセリーノ・パーネヴィーノ」「天使の詩」「地下鉄のザ
ジ」)
出演:アンドレア・ブレスティ(ピノッキオ)、ニーノ・マンフレディ(ジェッペット爺さん)、
ジーナ・ロロブリジーダ(妖精)
協力:エプコット
*1974年7月22日よりNHKにて放送。放送時タイトル『ピノキオ』
1975: San Paolo- Cinepat,Roma; Licensed by RAI TRADE S.p.A.-Rome,Italy.All Rights Reserved.

「ピノッキオ」はイタリアの作家、カルロ・コルローディによって1881年に生み出された児童文学の傑作。誕生から100年以上経てなお、TVや漫画で繰り返し取り上げられる名作中の名作です。「ブーベの恋人」のルイジ・コメンチーニ監督が暖かく描く、世界中で愛されたファンタジー!!音楽は「地下鉄のザジ」のフィオレンツォ・カルピが担当しております!!やんちゃで、いたずらっ子、樫の木で出来たお人形ピノッキオの人間になるための遥かなる冒険が始まります!!乞うご期待!!

※CINEMA CAF-CONS
シネマカフコンスとは、世界各国の色々な映画にふれながら食事や飲み物を楽しめる空間です。休日のコーヒーを愉しみながら、時には上映があったり、ライブがあったり、映画の関連書籍を眺めたり。九州を中心に西日本各地の様々な場所で活動中。
映画館・ギャラリー・カフェ・ファッションビル・古着屋・家具屋・雑貨屋・鰻屋・眼鏡屋・バイク屋等の色々なお店と一緒に、上映作品・食事・音楽・映画に関連した書籍等も含めて映画の世界観をたのしめる空間づくりを行っております。
雰囲気全体を味わいながら、思い思いの気分で自由に愉しんでいただければ嬉しい限りです。


原作者:カルロ・コルローディ(Carlo Collodi)
1826年生まれ。イタリアの独立戦争に参加、新聞記者の経験を経て、子供向けの本を何冊も書く。代表作『ピノッキオの冒険』は、81年から「子供新聞」に「操り人形のお話」という題で連載、ピノッキオが木に吊るされてしまうところで終了していたが、評判があまりによく、足かけ3年にわたって全36章で終わりにした。『ピノッキオの冒険』は100年以上も生き続け、漫画やテレビにまで繰り返し取り上げられているが、本作品はイタリア国民なら誰でも観ていたといわれている。

コメント:
・「ぼくにとっての“ピノッキオ”はディズニーではなく絶対にこれ。当時イタリアの美のシンボ 
  ルであったジーナ・ロロブリジーダが妖精を演じているのも最高。現実的であり、シュールで  
  あるこの作品、大人になった今でもまた楽しめる」
  ダリオ・ポニッスィ(自称“イタリア文化大使”/マルチ・アーティスト)

・「あのピノッキオにもう一度会えてよかった!」
  倉冨千鶴子(絵本作家)

・「たとえ貧しくても、へこたれず、強く自由に生きてほしい−作者が子供たちに託した夢が、リ  
  アルな映像とともに見事に焼きつけられている。涙、笑い、そして愛。ピノッキオの世界へ、  
  ようこそ!」
  大岡玲(芥川賞作家)(角川書店より新訳刊行)

Story/物語
第1話「ピノッキオ誕生」
ある日人形劇団を見たジェッペット爺さんは、自分も操り人形を作って生計を立てることを思いつく。手に入れた木で人形を作ると、なんと突然喋りだしたのだった。ピノッキオと名付けられたその人形は妖精と出会い、魔法で人間の子供に変えられる。

第2話「もの言うコオロギと人形劇団」
ピノッキオの大騒動により、警察に捕らえられたジェッペットをよそに、一匹のコオロギが現れる。“親に迷惑をかけるな“こう諭すコオロギを邪魔と追い払うと、暖炉で足を燃やしてしまい、再び人形の姿に戻ってしまう。心を入れ替え学校へ通うようになるが、出会った人形劇団にいたずらをし、捕まってしまう。

第3話「金貨とキツネとネコ」
ピノッキオが話すジェッペットの人柄にえらく感心した人形劇団の団長は、親元に帰してやろうと金貨を与える。別れを告げて家路へ急ぐと、劇団から逃げ出したキツネとネコに出くわし、金貨を狙われて捕まってしまう。木に吊るされ、今にも命が尽きようとした時、妖精の住む廃屋に匿われる。

第4話「わが子を探して」
裁判官に金貨を盗まれたと訴えるが、信じてもらえず刑務所へ送られてしまう。なんとか逃げ出し、再び妖精の家へと向かうが、そこには姿はなかった。一方ジェッペットは、ピノッキオがアメリカへ行ってしまったと思い込み、連れ戻そうと船を作って荒れ狂う海へと出る、がその時見送りをする人波の中にピノッキオの姿が・・・!

第5話「おもちゃの国」
家出少年と出合ったピノッキオは、村で貧しい人々にスープを振舞う妖精と再会する。いい子にしていれば、ジェッペットに会えると聞いた彼は、真面目に学校へ通うようになった。やがて少年の誘いで馬車に乗り込むと、たどり着いた場所は、子供は好きなことだけしていればいい「おもちゃの国」だった。

第6話「再会」
おもちゃの国で夜を明かした子供達は、翌朝ロバになっていた。ピノッキオはサーカス団へ買われるが、ぐうぜん観に来ていた妖精が気づき、ロバになったのは悪い事をした罰だと忠告する。太鼓職人に売られ、命かながら海へと逃げるが、口をあけた大きな魚に飲み込まれてしまう。果たしてピノッキオはジェッペットに再び出会えるのか?

CAST・STAFF/キャスト・スタッフ
●監督ルイジ・コメンチーニLuigi comencini
1916年生まれ。大学の建築学を卒業後、イタリア・フィルム・ライブラリーの設立に関わり、長く副会長を務めた。その後第2次世界大戦後に週刊誌の映画記者を経て、46年短編映画、48年に長編映画を初監督する。53年、ジーナ・ロロブリジーダ、ヴィットリオ・デ・シーカ出演の『パンと恋と夢』の大ヒットにより、イタリア映画界の第1人者となった。ほか代表作として『天使の詩』(67)がある。

●アンドレア・ブレスティ(ピノッキオ)Andrea Balestri
本作品出演の後、数本の作品に出演していたが、1975年の出演を最後に芸能活動を休んでいた。しかし2000年、マッシモ・チョッケリニ監督(『踊れトスカーナ!』)の作品「Faccia di Picasso」に端役で再び出演、芸能活動を再開している。主な出演作に『小さな刑事』(73)がある。

●ニーノ・マンフレディ(ジェッペット爺さん)Nino Manfredi
1921年生まれ。舞台で活躍後、映画界入り。端役ながらもしっかりした演技に定評がある。監督業にも進出し、 71年カンヌ国際映画祭では「PER GRAZZIA RICEVUTA」で新人監督賞を受賞している。主な出演作に『さまよえる人々』 (95)、『ヌードの女』(81/監督・脚本・出演)、『あんなに愛しあったのに』(1974)がある。

●ジーナ・ロロブリジーダ(妖精)Gina Lollobrigida
1927年生まれ。歌手を目指していたが、第2次世界大戦のあおりを受け、音楽学校への進学を断念。美術学校へ通い、絵のモデルをしながら持ち前の美貌とグラマーな体を生かして、美人コンテストに入賞、ミス・イタリア・コンテストをきっかけに女優となる。『花咲ける騎士道』で国際的な名声を得る。近年はカメラマンに転進、74年に写真集「私のイタリア」を出版している。

●ヴィットリオ・デ・シーカ(裁判官)Vittorio De Sica
1901年生まれ。子供の頃から演劇好きで、22年に劇団に入りプロの俳優を目指す。その後映画に出演するようになり、イタリアの人気スターとなる。監督業にも進出、42年の『子供たちは見ている』がネオリアリズムの先駆的作品として話題となる。続いて『自転車泥棒』『ウンベルトD』などを発表し、イタリア映画界の巨匠となった。74年に死亡。主な監督作として『ひまわり』(70)、『武器よさらば』(57)など多数。

DVD情報!!
発売・販売元:エプコット
「ピノッキオの冒険」DVD−BOX 10,290円(税込)
 1974年/イタリア/カラー/55分×6話/片面1層/ビスタサイズ/モノラル/ドル  ビーデジタル
 日本語字幕/イタリア語・日本語吹替え

「ピノッキオの冒険」第1巻 3,990円(税込)
「ピノッキオの冒険」第2巻 3,990円(税込)
「ピノッキオの冒険」第3巻 3,990円(税込)

現在上映中/上映予定作品
[戻る]

メールマガジン配信中

お名前 / メールアドレス