『リンダリンダリンダ』公開記念!『リアリズムの宿』特別上映+監督来福トークショー
山下敦弘監督『リンダリンダリンダ』8/20よりシネテリエ天神にて公開予定!!
http://www.linda3.com/
今回のTell me more!!〜特別編〜は、テルミーモアでも何度か上映して、開場をクスクス笑いの渦でとりまいた『どんてん生活』の山下監督の最新作『リンダリンダリンダ』の公開を記念して、前作の『リアリズムの宿』を上映します!!しかも、監督のトーク付きです。「リンダリンダリンダ」をはじめ、映画制作の裏話をたっぷりお話してもらいます!!この機会にぜひ山下ワールドをご堪能ください!!
『リアリズムの宿』
原作:つげ義春
監督:山下敦弘
出演:長塚圭史、山本浩司、尾野真千子
音楽:くるり
リアリズムの宿公式HP
http://www.bitters.co.jp/yado/
@ソネス
7/25(月)20:00開場
監督トーク+『リアリズムの宿』
料金\1.700(1ドリンク付き)
限定30名ですのでお早めにご予約を。
ご予約はinfo@sones.jpかh_haga@69ners.comまで
山下敦弘+つげ義春+長塚圭史・山本浩司+くるり
ちょっと笑えてちょっとせつない
ロードムービー!
立ち止まったり、道草したり。
それでも明日が見えてくる。
ふたりの男とひとりの女の
ちょっとせつないロードムービー
ひなびた温泉で偶然出会った
ふたりの男とひとりの女―
『どんてん生活』と『ばかのハコ船』で日本各地に山下マニアを増殖させた注目の28歳・山下敦弘がつげ義春世界の新たなる映画化に挑戦! 原作を大胆に脚色し、独自のオフビート・コメディに融合、またしてもくすくす笑いを呼びまくる!
山下監督は大阪芸大卒業制作の『どんてん生活』でデビュー。同作品は各方面で絶賛され、東京国際映画祭の新人監督に対する助成金を見事に獲得して第2作『ばかのハコ船』を製作。爆笑ではないビミョーな笑いを炸裂させ、日本中に大好評で迎えられた。
それぞれ別の方向を向いていた3人がたまたま一緒に居合わせたことで、まるで化学反応が起きるように何かが起こる。ミニマムな空間を映しながらも、とても大きな世界を描き出す山下節は本作でも健在だ。誰でも身に覚えのある苦笑いなエピソードを積み重ね、言葉やしぐさだけでなく沈黙やリアクションで笑わせる。そして、ゆっくりとだけれども、誰かと一緒に歩き出すことで小さなドラマが生まれる、そんな日常のおかしさやせつなさがやさしく紡がれている。
つげ義春は代表作の「ねじ式」「無能の人」「ゲンセンカン主人」などが次々と映画化される伝説の漫画家。80年代半ばから休筆したままだが、その熱狂的なファンは多い。原作は旅ものと呼ばれる「リアリズムの宿」と「会津の釣り宿」。大きな出来事がないものの、ほっこりさせられるあたたかな作品たちだ。
坪井役には劇団「阿佐ヶ谷スパイダース」主宰、作・演出・出演と若くしてその才能を発揮、映画『tokyo.sora』『ゲロッパ!』にも出演するなど、今もっとも注目されている演出家兼役者・長塚圭史。木下役には2002年キネマ旬報新人俳優賞4位、その独特な存在感は一度見たら忘れられないほど強烈な山下監督作品常連の山本浩司。そして、紅一点のヒロインは『萌の朱雀』『ユリイカ』の尾野真千子が、今までのイメージを破る新たな役柄を演じた。
そして、若者を中心にしながらも、年配層にも絶大な人気を誇るくるりが、現在、好評を博している『ジョゼと虎と魚たち』以前に本作の音楽を完成。山下監督と信頼関係を築き上げながら、くるり自身が楽曲をつけるシーンを選択し、作曲が行われた。くるりが奏でるそのサウンドトラックは、やわらかくも心に残り、ひなびた温泉の寂れた景色に彩りを添える。くるり以外には表しえない「あたたかさ」と「せつなさ」。唯一無二のメロディが響く!
<Story>
駆け出しの映画監督・木下俊弘と脚本家・坪井小助は顔見知りではあったものも、友人と呼べるほどの仲ではない。共通の知人である俳優・船木テツヲに誘われ、東京を離れて旅に出たが、なんと船木は寝坊。仕方なくふたりは歩き出した。
寒い寒い冬の日。やってきたのは鳥取県のとある温泉街。日本海をふたりで眺めていると若い女・敦子が裸同然で走って近づいてきた。この寒空の下、何を思ったか泳いでいたら服も荷物も波にさらわれてしまったという。
そしてなんとなく、ふたりの男と一人の女の旅が始まった・・・。
ぜひぜひ遊びに来てください!!
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