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『晴れた家』5月上映!!

Tell me more!!#46 『晴れた家』〜「トニー滝谷」メイキング・ドキュメンタリー〜トニ−滝谷 シネテリエ天神公開記念上映!!4/2よりロードショー公開決定!!

今回のTell me more!!は市川準監督が長年温め続け、遂に実現させた村上春樹による短篇「トニー滝谷」(文藝春秋社刊『レキシントンの幽霊』所収)の映画化。主演にイッセー尾形、宮沢りえをはじめ、ナレーションに西島秀俊、音楽に坂本龍一という日本映画界
でこれ以上ない豪華スタッフ&キャストが奇跡的に実現しました。「晴れた家」はそんな「トニー滝谷」が映画となるまでの軌跡を、村松正浩監督が映像に残したメイキング・ドキュメンタリー作品!!

上映予定会場
○福岡:CAFESONES
5/8(日)19:00/22:00
 料金\1.000(要1ドリンクorデザート)

○北九州:cream
 5/8(日)19:00/21:30
料金¥1.500(1ドリンク付き)
 料金¥2.000(デザートセット+1ドリンク付き)
 料金¥2.000(フード+1ドリンク付き)

○福岡:ダーラヘストカフェ
5月下旬
 料金\1.500(1ドリンク付き)
 +\1.300ディナーセット

○北九州:CLUTCH
5/24(火)21:00
料金¥1.500(1ドリンク付き)

○北九州:cafe SOAP
5/25(水) 20:00
料金¥1.500(1ドリンク付き)

○久留米:octave
5/26(木)19:00/21:00
料金¥1.500(1ドリンク付き)

○長崎:エスパス
 5/30(月)5/31(火)両日21:00
料金\1.500(1ドリンク付き)

「トニー滝谷」メイキング・ドキュメンタリー
『晴れた家』SUNNY HOME(2004年/日本/67分/カラー/DV)
監督:村松正浩
出演:市川準・イッセー尾形・宮沢りえ・「トニー滝谷」撮影スタッフおよびキャストの   みなさん
配給:スローラーナー+ウィルコ

2/5(土)〜テアトル新宿にて独占レイトショー!!
テアトル梅田、名古屋シネマテーク他、札幌、福岡順次公開予定

INTRODUCTION
「トニー滝谷」の撮影があった夏。ぼくは、現場でカメラを回した。雨が降らなくて、風が強くて、火星が月に接近した夏に、映画は郊外のステージの上で作られていった。主人公達の住む部屋も、バーも、ほとんど何もかもが、そこで撮影された。そこには、いつも風が吹き渡り、太陽の光が溢れていた・・・・・。 

トニー滝谷の家の中は、ずっと晴れていました。
映画「トニー滝谷」のやさしいとき瞬間を綴ったメイキング・ドキュメンタリー

STORY 
横浜の小高い丘の上に建てられたステージで、映画「トニー滝谷」は撮影されました。
強い日差し、吹き渡る風、月の光り-----そこには空の下であり、部屋のなかでもありました。2003年夏、横浜市緑区の高台にある環境事業局空き地で、映画「トニー滝谷」の撮影は行われました。真夏の暑い陽射しの中、みんながステージと呼んだその場所は、ときには主人公トニー滝谷の仕事部屋となり、ときにはトニーがA子へプロポーズをする公園となり、様々な場所へと姿を変えていきました。オープンセットのために、暑さとの闘いや飛行機の音による中断もありながらも、撮影期間中すべての日が太陽の光に恵まれるという、素敵な奇跡ももたらされた。「トニー滝谷」のなかで感じられるその心の風は、本当に部屋のなかで吹き渡っていたのです。

イッセー尾形はトロンボーンを奏で、宮沢りえは空を見上げていた-----みんなが体験した夏休みのような日々。そこにはやさしく、ゆるやかな時間が流れていました。夏休みの日々を過ごす子どもたちのような柔らかな笑顔、そして本番での緊張した面持ち、出演者やスタッフの様々な顔を覗くことができます。自転車に乗ったり、役者の演技に嬉しそうに微笑む市川準監督、空き地でトロンボーンの練習に励んだり、一人芝居の舞台のようなステージで演技に挑むイッセー尾形、そして息を弾ませるシーンで駆け足をしたり、ふと花を見つめる宮沢りえの姿がそこにはありました。緊張からほんの少し解き放たれるリラックスしたひとときを、ここで共有することができるのです。

「シンク」の村松正浩監督が映像にとらえた、映画の体温と内に秘めた激しさ。
必然だったともいえる、今回のメイキング監督の抜擢。監督作「シンク」でぴあフィルムフェスティバル(PFF)グランプリに輝き、一躍注目を浴びた村松正浩が、撮影現場に一人乗り込み、メイキング撮影に挑みました。市川監督やスタッフ、そして出演者との距離を、徐々に縮めながら、少しずつ少しずつ近づいてゆくその映像は、現場のリアルな空気を届けてくれます。市川監督が最も撮りたかったというB子が衣装部屋で泣くシーンで起こる出来事をはじめ、現場でしか体験できない様子が村松監督の手によって記録に残されました。

市川準監督とぴあフィルムフェスティバル(PFF)の接点
市川準監督とぴあフィルムフェスティバル、一見接点のないようだが、実は市川監督は’98と’94のPFFアワードにて最終審査員であり、さらに第5回スカラシップ作品「大いなる学生」(小池隆監督作品)ではプロデューサーを務め、PFFとは非常に関りが深いのです。

PROFILE 
監督◎村松正浩 Muramatsu Masahiro

1972年 新潟市生まれ。高校卒業時にスタンリー・キューブリックの作品群に出会い、本格的な映画志向が生まれる。東京造形大学在学中に製作した16mmフィルム作品『手の話』が、’96ぴあフィルムフェスティバル(PFF)にて撮影賞とキャスティング賞を受賞。さらに‘97のPFFで大学卒業制作として製作した監督作『シンク』にて見事PFFアワードグランプリを獲得する。2004年のPFFでは選考メンバーを務めた。
『シンク』(1997年/日本/VTR/85分/カラー)

市川準監督作品『トニー滝谷』
製作:株式会社ウィルコ 企画:市川準事務所 配給:東京テアトル 
配給協力:スローラーナー 宣伝:ミラクルヴォイス
村上春樹「トニー滝谷」(文藝春秋社刊『レキシントンの幽霊』所収)より
音楽:坂本龍一 出演:イッセー尾形、宮沢りえ ナレーション:西島秀俊
http://www.tonytakitani.com/

1/29(土)よりテアトル新宿、ユーロスペース他にて全国順次ロードショー!!
4月シネテリエ天神にて公開予定

ぜひぜひ遊びに来てください!!

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