Tell me more!!#45 桃太郎 a go go!!
〜なつかしのマンガ映画セレクション初物編〜
今回のTell me more!!は戦前から戦後にかけてのマンガ映画大行進です。イソップやアンデルセンなどだれもが知っている物語がアレンジされたような数珠の作品群。小学生でも楽しめるバラエティに富んだ作品ばかりです。
上映予定会場
○福岡：プルミエカフェ
5/3（火）
13:00 \1.800（ランチ付き）
19:30 \1.600（茶菓子セット付き）
○熊本：イクイップメントフロア
5/16（月）21：00
料金\1.500（1ドリンク付き）
○長崎：westend
5/17（火）20：30
5/18（水）18：00/20：30
料金\1.500（1ドリンク付き）
○広島：＋C
5/20（金） 5/21（土）両日19：45
料金\1.500（1ドリンク＋プチデザート付き）
○岡山：サウダーヂな夜
5/21（土）17：30
料金\1.500（1ドリンク＋きびだんご付き）
『桃太郎の海鷲』日本初の長編アニメ！ 37分
日本初のテレビアニメは手塚治虫の『鉄腕アトム』（1963）と言われています。手塚は1961年に“手塚治虫プロダクション動画部”を設立するんですが、アニメの制作に異常に執念を燃やしていたのは有名な話です。 それでは、手塚がアニメに燃えるきっかけはなんだったんでしょうか？実は、終戦間際、大阪松竹座で上演された『桃太郎海の神兵』というアニメを見て感動したからというのが通説。
この『桃太郎海の神兵』は74分の白黒アニメで、オランダ領インドネシアで行われた海軍空挺部隊の落下傘攻撃を題材としています。監督は瀬尾光 世。瀬尾は、手塚も愛読した『のらくろ』を動画化（『のらくろ一等兵』『のらくろ二等兵』ともに1935年制作）するなど、当時、有名なアニメ作家でし た。
隊長桃太郎が猿と犬とキジの部隊を指揮して、鬼ヶ島（鬼畜米英）を撃破するという奇天烈なストーリーでした。それでも娯楽のなかった時 代でしたから、公開直後から大ヒットを記録、こうして軍はプロパガンダ映画の重要性に気づくのでした。
他数作品
・『蜂のお国』（1948年）
蜂のキャラと昔っぽいナレーションいい感じです!!昔のニュース映像を彷
彿とさせる作品。レッツダンスな感じです。
・『魔法のペン』（1946年）
この時代だから出来た、夢や希望が詰め込まれた作品。新生日本の象徴として、しょぼい英単語をやたら使いたがっているのがほほえましい作品。
・『花と蝶』
出てくるキャラ（蝶）は、みんな「今いくよ・くるよ」的な顔をしていて笑けます。歌がいい味だしております。素朴で、にもかかわらず大人向けな作品。
・『団子兵衛捕物帖・開けごまの巻』
ストーリーは先読めちゃうけど、ついつい見入ってしますキャラクターのオンパレード。セリフや言い回しが笑けます。
・『茶釜音頭』
視覚ギャグ炸裂しまくりの作品。「あの手この手箱」から取り出された手とか・・・
普通の「ぶんぶく茶釜」とはひと味もふた味も違ったおもしろい作品。
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