69ners FILM website

フゼラフ上映

「オスカー・ニーマイヤー:未来都市ブラジリアとEXPO70のユートピア」
レクチャー&解説:中和田ミナミ(某エディター、大阪万博研究家)

日時:2004年12月23日(木)20:00〜
会場:Fzeraf!
料金:\2.000 w/Drink&Food(当日のみ)
問合せ:Fzeraf!

内容:世界中の映画祭ドキュメンタリー部門を総ナメ!伝説のブラジル人建築家を追った、あのドキュメンタリー映画「20世紀最後の巨匠オスカー・ニーマイヤー」を上映。今回はさらに、1970年に行われたEXPO70(大阪万博)の門外不出の秘蔵フィルムを中和田ミナミ氏の解説付きで特別上映します(映画の内容は当日まで秘密です)。


愛と微笑みと花の幸福な時代。
50年代のブラジルはボサノヴァと共に、この天才的な”怪物”を生み出した。

あなたは建築家オスカー・ニーマイヤーをご存知だろうか?20世紀近代建築の巨匠たちが夢見つつも、決して実現することのできなかった近代都市をゼロからつくりあげた男---。オスカー・ニーマイヤーは1907年、ブラジルに生まれる。代表作は、師ルシオ・コスタと共に、ル・コルビュジエをブラジル・リオに招聘し実現した<保健省ビル>(1943年完成)や、ブラジル代表として委員会に参加、実質的にデザインを手掛けたといわれるNYの国連ビル(1953年完成)などだ。しかし彼の最大の傑作は、やはり首都ブラジリアの建築群をおいてほかにないだろう。「50年の進歩を5年で!」。このスローガンのもと、1960年突如、砂漠の中に近未来都市が出現する。巨大な2つの円盤が並ぶ国会議事堂、宇宙船のような教会、ブーメラン型大統領府・・・。奇抜なフォルムをしたニーマイヤー設計の建築群は、世界中から驚きと賞賛、そして嫉妬を、浴びた。現在も現役で活躍するニーマイヤー(2003年現在でなんと96歳)はこの映画のなかで、なぜUFOのような建築をつくるのか、また彼の政治思想から人生観までを、ニーマイヤー自身登場し赤裸々に語る。さらに50年代〜60年の近未来都市ブラジリアの建設風景など、他では決して見ることのできない貴重な映像も満載。建築ファン待望のドキュメンタリー・フィルムの決定版。

●2002年サンダーバード国際映画祭 長編ドキュメンタリー部門ベストプロフェッショナ
 ル賞
●2001年モントリオール国際芸術映画祭 最優秀作品賞
●2000年〜2003年にかけて11の国際映画祭で作品賞を受賞。

現在上映中/上映予定作品
[戻る]

メールマガジン配信中

お名前 / メールアドレス