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『パットとマット』10月上映

テルミーモア!!〜ドジで愉快な2人組的プチシネセレクション〜
『パットとマット』
監督:ルボミール・ベネシュ
66分/6作品/ 「グリル」 「移動」 「水」 「飛行」 「庭園」 「ペンキ塗り」 「巣箱」
日本未公開作をセレクト
配給会社/レン コーポレーション・チェスキー ケー

今回のTell me more!!は、「パットとマット」シリーズから日本未公開作品を中心にセレクトしました。いつものアパートから郊外に舞台を移すも、相変わらずのボケを連発!されどまだまだ懲りないこの2人、笑顔の大暴走はとまらない!!

上映内容(6作品・各8〜9分)
『グリル』凍った鶏肉を調理しようとするが、手がすべってしまう。
『移動』郊外の家に移動するため部屋中の荷物を車に積む2人。
『水』庭をつくろうと植木をする2人。ところが井戸に水がなく…。
『飛行』空を飛びたいと思いつくパット。早速グライダーを作ってみる。
『庭園』庭を飾ろうとする2人。マットがトロル人形を持ってくるが…。
『ペンキ塗り』天井の汚れをペンキで塗りつぶそうとする。

上映予定会場
○大分:アムカフェ
 10/3(日)18:00/21:00
○福岡:ダーラヘストカフェ
 10/5(火)10/18(月)両日19:00会場21:00スタート
○福岡:CRAZY DAD
 10/13(水)10/20(水)両日21:00スタート
○山口:saga
 10/23(土)19:00開場20:00スタート
○熊本:イクイップメントフロア
10/23(土)10/24(日)
○広島:+C
11/26(金)11/27(土)両日19:00会場19:30スタート
 
ルボミール・ベネシュ監督と脚本のヴラディミール・イラーネクが造形した「パットとマット」は、チェコとスロヴァキアで人気の人形アニメシリーズ。ドジでマヌケでしかも前向きなパットとマットが巻き起こす騒動は、果てしなくエスカレートし、本物そっくりのミニチュアセットが破壊される様は愉快かつ壮観。1976年に短編がまず作られ、その後テレビシリーズとして1994年までに49作品が作られる。1997年のワールド・アニメーション・セレブレーションで一位になるほか、各地の映画祭で受賞している。

このドタバタぶりは半端じゃない!人形アニメの伝統を誇るチェコからやってきた、転んでも、転んでも、転んでも、タダでは起きない2人組『パットとマット』は、チェコアニメ映画祭で公開され話題を呼んだ、ツッコミ不在!の爽快!パペットアニメーション。
本物そっくりにつくられたミニチュアセットを次々壊す!かと思えば想像もできないようなアイデアで、問題を解決(?)していく、底抜けにドジだけどとっても前向きな2人組『パットとマット』。
愛すべきニューキャラクターの登場です。

「マット」の赤いセーター・・・
 『パットとマット』は、スロヴァキア・テレビで放映されたシリーズとチェコのシリーズがあり、それぞれ少し違いがある(第1巻『なにもそこまで』はチェコバージョン)。スロヴァキアのシリーズではマットのセーターがグレー、チェコのシリーズでは赤になっていて、二人の住んでいる場所も、スロバキア・バージョンは同じアパートの上の階と下の階、チェコ・バージョンでは12号棟と13号棟のお隣さん同士の設定である。スロバキア・バージョンでは上下階の利点を活かし、棒で床や天井を叩くのが互いへの合図やSOSとなっていて微笑ましい。
 多少の違いはあっても、二人が物を破壊し続け、工夫を重ねて変な機械を作り、更に大きな失敗をすることには変わりがなく、またまた愉快な快進撃を続けている。

一貫して黄色セーターにベレー帽「パット」

ぜひぜひ遊びに来て下さい!!


現在上映中/上映予定作品
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